New 【 太田市新田市野井町・生品神社 】をUP(3月8日)

【上州まったり紀行】

群馬県内の神社仏閣、遺跡・史跡・古墳、資料館・博物館・テーマパークなど、自分で行って見てきたところを紹介しているブログ。名付けて「上州まったり紀行!」。もともとは「上毛かるた」巡り(上毛かるた紀行)から始まった「紀行もの」。


カテゴリーの基本は群馬県の市町村別だけど、テーマ別(有名人のお墓や遺跡・古墳とか)も作ってあるので、
そちらからもどうぞ(神社仏閣はいっぱいありすぎて、まとめてない)。

 

現在、群馬県内の約2,300ヶ所の紹介記事をUPしてます。みなさんのご近所の何かが載っているかも?


【最新記事】

「上州まったり紀行」の最新記事(10件)です。概要と記事中の写真を載せています。

生品神社の由緒は不詳。上野国神名帳には「従三位 生階明神」と記載されていることから、平安時代には存在していたと思われる。創建に関しては、豊城入彦命が新田地方の開拓に際し大己貴命(大国主命)を祀ったとの伝承がある。また、天喜年間(1053~57年)に源義家が当社で戦勝祈願をしたとも伝わる。生品神社は「太平記」にも記されている新田義貞が元弘3年(1333年)鎌倉幕府討伐の旗を挙げた地とされる。

大正2年(1913年)に福蔵院と勝光寺が合併し福蔵院勝光寺となっている。この時は旧福蔵院地。大正4年(1915年)に旧勝光寺跡地(現在地)に移転している(合併・移転の経緯はもう少し複雑だが、簡略化して記載している)。通称は「福蔵院」。旧勝光寺は貞治元年(1362年)足利鶏足寺の僧・猷助が住職に就いたとの記録が残る(これが創建かは不明)。旧福蔵院の由緒は不詳。

神明宮は寛文年間(1661~72年)の勧請と伝わる。当地は岡上景能による笠懸野の新田開発に伴い「市野井新田」となったが、その時に勧請したとされる。その後、元禄15年(1702年)ころ「市村」として独立したと考えられている。明治42年(1909年)に八坂神社を合祀している。

金山神社の由緒は不詳。大正4年(1915年)に厳島神社・大山祇神社・稲荷神社を合祀し、同時に南東約400mから現在地へ移転している。旧所在地の北にあたる旧字名の鍛冶街道付近は、その昔新田氏の御用鍛冶職人が居住していた所で、金山宮を氏神としていたという伝承がある。社殿内には明治23年(1890年)ごろ旧金山神社のご神木で造った木製の獅子頭が3体が保管されており、この獅子頭を神輿のように担いで村中を廻ったという。

昭和28年(1953年)に医王山長福寺と無量山明源寺が合併し、各一文字づつ取り長明寺となっている。現在地は旧長福寺である。長福寺は永禄3年(1560年)重円の開山、寛延3年(1750年)覚了の中興開山とされる。明源寺の由緒は不詳だが、寺号の「明源」から大慶寺開山の明源坊空覚との関連が推測される。空覚の入寂は応永19年(1412年)であることから、それ以前の創建と考えられる。

妙参寺沼は農業用の溜池で明治9年(1876年)の地図に既に描かれているので、江戸時代に開削されたと考えられている。平成22年(2010年)には農水省選定「ため池100選」に群馬県内で唯一選ばれている。周辺は「妙参寺桜が植樹されており、春には桜の名所としてお花見客で賑わう。沼親水公園」として整備されていて、綺麗な遊歩道がある。周りは桜が植樹されており、春には桜の名所としてお花見客で賑わうという。

大根神社は元は稲荷神社で、その由緒は不詳。明治41年(1908年)に赤城神社・矢神社・雷電神社を合祀し大根神社と改称している。大正4年(1915年)に赤城神社(大字上ノ町)を合祀している。境内の大ケヤキは樹齢は300年以上と推定されている。戦時中に召集された兵士が大ケヤキの長寿にあやかり、密かにケヤキの皮を剥がし軍服に忍ばせて出征したとの逸話が残っている。

大慶寺は治承4年(1180年)新田義重の娘であり源義平の室である祥寿姫(出家後は妙満尼)が、義平の菩提を弔うため一庵を結んだのが始まりとされる。義平は源義朝の長男で、源頼朝や義経の兄に当たる。その後、鎌倉時代には新田一族の綿打為氏が館を構えている。為氏は新田義貞の挙兵に従って転戦し、南朝方として奮戦している。明徳5年(1394年)に綿打了安入道という者が、足利・鶏足寺から空覚上人を招いて大慶寺としたという。

上中稲荷神社は寛文10年(1670年)の笠懸野開発により小集落(当時は上田中新田)が形成された際、稲荷社の祠を改築し集落の惣鎮守としたのが始まりと伝わる。上中村となるのは元禄11年(1698年)ころ。現存する「正一位稲荷大明神安鎮之事」と題する明和4年(1767年)の文書から、集落が形成された寛文10年に社格を得たと考えられる。

香塚赤城神社は寛永6年(1639年)に宮城村(現前橋市)三夜沢・赤城神社の分霊を勧請したと伝わる。大正4年(1915年)稲荷神社を合祀している。社殿は嘉永元年(1848年)の建立。社殿前の狛犬は平成元年(1989年)の奉納。


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